リモートワークにおける作業管理のいい面と悪い面

ここ1年、コロナの影響でリモートワークを経験した、または絶賛リモートワークしてます、という人が多いと思います。 管理者目線だと、本当にこの人は仕事しているのかな、と勘繰りたくなり、オフィスに出社しているとき以上に「~~の件はどうなっているか」と聞きたくなる気持ちはあると思います。(ちなみに私はいわゆる管理職ではないです。ただ、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーが私の会社におけるメインの役割です、とだけ言っておきます) 私の会社ではリモートワークになってから、毎朝朝会をしていて「前日にやったこと、その日にやる予定」を一人一人上司に報告するスタイルをとっています。 まあそこまではいいんですが、このやり方、いいところもある反面、なんか悪いところも色々とあるんだろうなあと思ったのでちょっと整理がてら書いていく

いい面

毎日誰がどういうことをしているかをチーム内で共有できる

同じチームにいても他の人が何をしているかわからないことってあると思います。それで困ることはないですが、チーム内で共有できているに越したことはないです。その人のやっている業務が、どこかで自分のやっていることのヒントになり得たりするので。特に悩み事とかあると他の人が助け舟を出してくれることもあるので、それもいいことですよね。

人に報告をするための整理やコミュニケーションの練習になる

確かにちゃんと仕事をしているんですけど、じゃあその内容を簡単に説明して、というと意外とうまくできないですよね。何をやったかを整理し、それを伝える、という技術はこういう打合せの場でしか鍛えられないと思うので、それを毎朝できるのはいいと思います。

悪い面

うまく進んでいないように思われると会議の場が公開処刑の場と化し、精神衛生上よくない

まあ週1回とか月1回とかでそうなることがたまにあるよね、だったらある程度は許容できますが、そうでない場合はその担当者が10分、20分と詰められてモチベーション下がるわ、空気は悪くなるわ、と色々よくないですよね。しかも毎朝の朝会で、昨日悪いイメージを持たれた業務について翌日に劇的に改善しているなんてことはあまりないので(個人の経験談)、一度詰められる→モチベーションが下がり、仕事が進まない→翌朝詰められる→(以下無限ループ)、という具合でダメな人はつぶれます。

朝会で上司に悪く思われないか、という観点で仕事をするようになる

オフィスに出勤していた時は週1,月1の打ち合わせで上司が状況把握する程度でしたが、報告する側の部下も週1,月1の打ち合わせで上司にどう報告するか、あの上司はこういうところ気にするから、ここどうなってたっけ、と考える程度で済んでいて、業績を上げる>=上司のケアとなるわけです。でも、これが毎朝続くとどうでしょう。業績を上げることと上司のケアの関係が逆転するリスクがあります。 業績が上がること=上司のケアが100%保証されているのであれば、それでもいいのでしょうけど、どんな優秀な上司だって普通に判断ミスしたりするので、上記の保証が守られることはほぼないでしょう。

最後に

色々書いてきましたが、世間一般的には上記のようなマイクロマネジメントは避けるのがベター、と言われていますし私もそう思います。

まあ、今月いっぱいで今の会社辞めるんですけどねwww(この記事の内容も若干かかわっていたりするんですが、本質的な理由は別のところにあります。まあその辺は追々。。。)