大学数学の勉強のおすすめと思われる教材

昨日の続きみたいな感じです。本当は他の事書きたかったけどまとまらなかったので。。。

hatek47320.hatenablog.com

大学数学の勉強で難しいのは、そもそも教科書の内容が難しい、ということです。特に大学1年で履修する微分積分線形代数なんかは、高校数学でごまかしてきたことを厳密に理詰めで定義していくのですが、高校数学終わった直後の学生にそれを理解させるのは中々に厳しいです。 そういうわけなので、教材選びが非常に重要だったりするのですが、似たようなタイトルでも、ふたを開けてみると記載内容は天地の差があって、運悪く上級者向けみたいなものを買ってしまう可能性も十分にあります。そのため、本屋でしっかりと自分に合うか見る、Amazonなどのレビューを参考にする、など教材を選ぶ力みたいなのが余計に問われます。あとこれは余計かもですが、教科書のレイアウトもまるで人が読む、ということを意識しないで数式の羅列になっているわ、フォントとか表現もなんか古臭いわでそういう点でもこちらの読書意欲を見事にえぐり取ってくれます。大学数学の本は数十年前から改訂を重ねているものが多いので、視覚的に古臭く感じます。 いきなり実数の連続性とか、ε-δ論法とかでうわあああってなる前に、その辺の厳密な説明は置いておきつつ、大学数学の基本的なところをさらっておくのにおすすめの本をいかに並べてみます。以下の本から入って、そのあともう少し難しめの「ザ大学数学の教科書」に入るのがいいのかもしれません。

1冊でマスターシリーズ

図による視覚的な説明して、わかりやすさを重視している印象でした。かといって、数式による理論的な説明もしっかりしています。演習問題も適度についていておすすめです。

キャンパスゼミ

有名ですよね。マセマは大学受験向けの数学の本も出していて、それなりに有名ではなかろうか。

大学受験向け参考書によくある口語体による説明で、わかりにくい大学数学の内容をうまくほぐして説明しています。別途演習書もあります。

なんか薄っぺらい感じになったけどまあいいか。。。