ITエンジニアとして生き残るための対人力の高め方読書メモ
ITエンジニアといえど、ただプログラム書いてればいいだけではなく、顧客と話したり、社内のメンバーと話をしてプロダクトを作っていきます。 一方、コミュニケーションが苦手、という人がいて、あまり話したがらない人が一定数いる印象です。かくいう私も中々人と話すのが苦手です。いや、普通に話す分にはいいんですけど、こうすれば仕事がうまく回るなとかそういうのに苦手意識があります。というわけで、以下の本を読んでみました。ざーっと気になるところだけ流し読みして言った感じです。
あと、いかに色々まとめていますが、私の主観が大いに入っていること、また、気になったところを掻い摘んでいるので割愛した内容がたくさんあります。
読書メモ
社外とのコミュニケーション
相手を理解したうえで、詳細を詰めていく
- 相手のやりたいことは何かを徹底的に聞き、理解する
- アクティブリスニング
- 相手が話しやすいと思える場づくり、表情、態度
- 相手の発言を繰り返す、掘り下げるなどして相手のことを理解する姿勢を見せる
- 相手が「理解してくれた」と思えるように安心させる
- アクティブリスニング
- 思い込みはなるべく排除し、相互理解ができるまでひたすら聞く。(純粋な心でヒアリングする)
- 相手のやりたいことは何かを徹底的に聞き、理解する
プレゼンテーション
- 資料の内容が分かりやすいだけでなく、場の雰囲気や話し方など相手が気持ちよく聞けるような環境が大事
- リラックスできる(雑談を入れる、表情、態度)などの環境
- アイスブレイク(要は雑談。天気の話とかでいい。これにより相手だけでなく自分の緊張も和らぐ)
- 話し方(スピード、声の大きさ、強弱、間)
- 内容が分かりやすい(独りよがりではなく、相手が分かりやすい内容であるか)
- 一気に資料を説明するのではなく、キリのいいところで問いかける
- リラックスできる(雑談を入れる、表情、態度)などの環境
- 資料の内容が分かりやすいだけでなく、場の雰囲気や話し方など相手が気持ちよく聞けるような環境が大事
わかった気になって勝手に解釈をしない
- 相手の話は大体抽象化されているので、具体的に色々聞く
- 範囲を指定する言葉は注意する。例:たくさん(具体的な数値は?)、〇か月/〇週間くらいで(具体的に何日か)
- 突っ込んで聞くとその話について相手の関心度合いが分かる(重要な話であれば具体的な話が多く出るし、そうでもなければ思い付きで言っている可能性が高い)
- 少なくとも抽象化された部分について、自分の解釈で具体化して理解しないようにすること
- 質問をすることは相手に失礼とか考えなくていい。躊躇してあいまいにして後で面倒なことになるよりずっといい。
- 相手の話は大体抽象化されているので、具体的に色々聞く
社内でのコミュニケーション
- 相手が受け入れやすい話し方をする
- アサーティブな表現を心掛ける
- 責めるような「なぜ」という表現ではなく、提案、依頼の表現にする
- 「なぜ~~なんでしょうか」→「〇〇の理由を教えていただけますか」
- 否定文ではなく肯定文にする *「~~でないとできません」→「~~すれば可能です」
- 「私」を主語にする
- 「~~だとあなたが~~です」→「~~だと私が~~です」
- 責めるような「なぜ」という表現ではなく、提案、依頼の表現にする
- アサーティブな表現によって、相手の怒りを買うことなく、自分の主張を伝えられる
- 自分の主張を伝えるために強い表現にするのはNG。また、自分の主張を言わず、従順になるのもよくない。
- アサーティブな表現を心掛ける
- 話しかけられやすい雰囲気を作る
- 話しやすい雰囲気を作りたいならまずは、たたずまいから
- 会議で眉間にしわが寄っている、話しかけても目を合わせない、ひたすら反論する、などが続くと、話しかけにくくなる。
- 話しやすい雰囲気を作りたいならまずは、たたずまいから
- 悩みは解決すればいい、ということではなく、共感も必要
- 相手の悩みに一方的に解決策を提示するのではなく、共感から入る。
- 悩み相談はまずは相手の話をひたすら聞く。そのうえで相手の思いにまずは共感する。
- 実は最初に言ってくれた悩みは表面的なところで、実はもっと根深い何かがあるのかもしれない。
- 部下の成長のために上司がやるべきこと
- その仕事をすることで何ができるようになるかを部下に伝える
- 仕事を任せるうえで「ストレッチ」「リフレクション」「エンジョイメント」の要素を持たせると成長が早い
- ストレッチ:自分が今できることをベースに背伸びになることに挑戦
- リフレクション:経験を振り返る
- エンジョイメント:達成感、意義を味わう
- 「俺ちょっとできるんじゃないか」と思っている勘違いの若手には効果的w
あとがき
全体的に「相手の話にとことんつきあう」という姿勢を伝えたいのかなと思いました。相手の話に付き合い、本当の悩み、課題はなにかが見えてくる。それに共感することで信頼を得られる。 わかってはいますが、これを実践するのは大変と思いますwでも日ごろから意識すれば少しずつ改善されるのではないかと思っています。